Melexisは、車載グレードのSMD型FIR温度センサーを発表した。EVのパワートレイン用途の重要コンポーネントの温度監視用に設計したもので、高精度かつ高速応答を特徴としている。
Melexisは、電気自動車(EV)のパワートレイン用途における重要部品の温度監視を目的とした、車載グレードの表面実装(SMD)型遠赤外線(FIR)温度センサーを初めて開発したと発表した。対象となる用途には、インバーター、モーター、暖房・換気・空調(HVAC)システムが含まれる。
Melexisによると、MLX90637は、速度と精度が重要とされるこれらのシステムで従来使用されてきた負の温度係数(NTC)サーミスタと比べ、いくつかの利点を備えている。
その利点としては、まず、SMDパッケージ採用によって自動PCB実装に対応した点が挙げられる。これによってNTCソリューションで必要とされてきた手作業を不要にし、コスト削減を実現できるとしている。また、非接触測定を行うFIR温度センサーであることから、本質的なガルバニック絶縁が確保され、高電圧回路と低電圧回路を分離することでEVの安全性向上に寄与する。さらに、固有の電磁両立性(EMC)を備えていて、NTC配線に伴う典型的なノイズの課題を解消できるとしている。
主な特長として、50度の視野角、0.02℃の分解能、高速応答時間を備えていて、温度管理が厳密に求められるインバーターのバスバー監視などの用途に適している。スリープ電流は2.5μA未満で、周囲動作温度範囲は−40℃〜+125℃だ。
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