太陽誘電は、車載用信頼性試験規格「AEC-Q200」に対応した積層メタル系パワーインダクター「LACN」シリーズに1608サイズを追加した。従来の2012サイズ品から約49%小型化している。
太陽誘電は2025年12月、車載用受動部品の認定用信頼性試験規格「AEC-Q200」に対応した積層メタル系パワーインダクター「LACN」シリーズに、1608サイズを追加した。サンプル価格は1個50円だ。
今回追加したのは、外形寸法1.6×0.8×1.0mmの「LACNF1608KKT1R0MAB」をはじめとした1608サイズの計14アイテムだ。従来の2012サイズ品から約49%小型化している。インダクタンス値は0.24〜1.0μHで、定格電流は直流重畳許容電流が最大3.2A、温度上昇許容電流が最大3.8Aになった。
LACNシリーズでは、同社独自の積層メタル系材料を採用している。同材料は、熱処理によってメタル材料同士を酸化膜で結合する構造となっていて、絶縁性を確保しながら耐熱性と熱伝導性を両立可能。高温環境下でのインダクタンス特性の安定に寄与する。
使用温度範囲は−55〜+165℃。和歌山太陽誘電で量産を開始している。エンジン電子制御ユニット(ECU)などの制御系、アンチロックブレーキシステム(ABS)を含む安全系、先進運転支援システム(ADAS)などのボディー系、インストルメントクラスタなどの情報系で用いられるDC-DCコンバーターでの用途を想定している。
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