STマイクロエレクトロニクスは、同期整流コントローラー「SRK1004」を発表した。2×2mmと小型なほか、最大190Vのドレインソース間電圧でMOSFETを制御できる。
STマイクロエレクトロニクスは2026年1月、同期整流コントローラー「SRK1004」を発表した。すでに量産を開始していて、1000個購入時の単価は約0.36米ドル(約60円)だ。
SRK1004は、アクティブクランプ方式や共振フライバック方式、擬似共振フライバック方式のコンバーター2次側の高効率化に寄与する。充電器や電源アダプター、スイッチング電源などでの使用を想定している。
2×2mmと小型で、同社従来品「SRK1001」からの置き換えも可能。新たなスイッチオフアルゴリズムを採用し、効率と堅牢性の向上を図っている。
6品種をラインアップにそろえていて、ロジックレベルや標準MOSFETゲート駆動に対応。ドレインインダクタンス補償用のターンオフ遅延を25ナノ秒または150ナノ秒から選択できる。不要なスイッチングを抑制すべく、ターンオンウィンドウの幅を生成する回路も内蔵した。
ゲートへの出力として、最大1.6Aのシンク電流と0.6Aのソース電流を備えた。スイッチング周波数は最大500kHzまで対応する。これにより、トランスや周辺部品の小型化が可能になり、低コスト設計に寄与する。
同社のシリコンオンインシュレーター(SOI)プロセスを採用。ローサイド構成、ハイサイド構成のいずれでも、最大190Vのドレインソース間電圧でMOSFETを制御できる。
電源電圧範囲は4〜36V。ローサイド構成ではコンバーター出力から、ハイサイド構成ではトランス側から給電できる。リニアレギュレーターも内蔵し、IC内部回路やゲートドライバー、オフチップ回路用出力ピンに電力を供給する。
パッケージは6リードのDFNを採用した。評価ツールとして、6品種それぞれに対応した評価ボード「EVLSRK1004A」〜「EVLSRK1004F」を用意している。
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