Allegro Microsystemsのホール効果電流センサーIC「ACS37017」は、高精度と高速応答を両立し、自動車および産業用高電圧電力変換の制御ループ安定化と効率向上に寄与する。
Allegro Microsystemsのホール効果電流センサーIC「ACS37017」は、温度および製品寿命全体にわたって、代表値で0.55%の感度誤差を達成するという。高い精度、750kHzの帯域幅、1マイクロ秒という応答時間によって、自動車および産業用の高電圧電力変換における要求の厳しい制御ループに対応するとしている。
従来型センサーはドリフトによって精度が低下するが、ACS37017は独自の補償アーキテクチャによって長期的な安定性を実現する。この技術は高精度な測定を維持し、車両や電源装置の動作寿命全体にわたって、制御ループの安定性と効率を確保する。
ACS37017は非レシオメトリックの電圧リファレンスを内蔵。外付けの高精度リファレンス部品が不要となるため、システムアーキテクチャが簡素化できる。この統合によって部品表(BOM)コストの削減、基板スペースの節約、システムレベルのノイズおよび誤差の主因の排除が可能になるという。
ACS37017はAllegroの電流センサーポートフォリオを拡充する製品で、高速性に最適化した「ACS37100」および電力密度に最適化した「ACS37200」を補完する位置付けになる。
高帯域幅、高速応答を実現するTMR電流センサー、Allegro
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