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ADIが車載用オーディオバス「A2B」対応品を出荷 バス帯域幅は4倍配線の複雑さや関連コストを低減

アナログ・デバイセズは、車載オーディオバスの次世代版「A2B 2.0」に対応した製品「ADAA245x」シリーズの量産出荷を開始した。最大98.3Mビット/秒の全二重通信、最大119のアップおよびダウンオーディオチャンネルに対応している。

» 2026年05月19日 09時00分 公開
[EDN Japan]
車載オーディオバス「A2B 2.0」 車載オーディオバス「A2B 2.0」 出所:アナログ・デバイセズ

 アナログ・デバイセズは2026年4月、車載オーディオバス技術「A2B(Automotive Audio Bus)」の次世代版「A2B 2.0」に対応した製品「ADAA245x」シリーズの量産出荷を開始した。

 A2B 2.0は、車内オーディオ向けのコネクティビティ技術だ。バス帯域幅を4倍に拡大し、最大98.3Mビット/秒の全二重通信に対応していて、最大119のアップ、ダウンオーディオチャンネルをサポートする。確定的な低遅延性能は62マイクロ秒になる。

 OASPI(Open Alliance SPI)インタフェースを介したイーサネットデータのトンネリングにも対応する。機能統合を強化し、外部回路や部品を削減することで、システムコストを最大30%削減できる。A2B 1.0ネットワークへ容易に分岐でき、既存モジュールの再利用も可能だ。

配線の複雑さや関連コストを低減

 A2Bは、ロードノイズキャンセリングや車内通信など、確定的な低遅延が重要となる用途に向けたものだ。単一のメインノードと複数のサブノードによるデイジーチェーンアーキテクチャを採用している。同社発表によると、配線の複雑さや関連コストを最大75%削減できるという。

 ソフトウェアのオーバーヘッドを伴わないシンプルな構成を採用していて、自動車メーカーやTier 1サプライヤーの開発期間と投資も抑えられる。過去10年間で35社以上の自動車メーカーが採用し、数億台のノードが車両に搭載されているという。

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