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電解コン液漏れの先に見えたもの――搬送機器のコントローラー修理【後編】Wired, Weird(1/2 ページ)

今回は搬送機器のコントローラーの調査と修理の続きだ。本命のCPU基板と不具合内容の『通信エラー』を調査して修理した。

» 2026年06月15日 11時00分 公開
[山平豊EDN Japan]

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CPUは正常に動作、不具合の本命は……

 今回は搬送機器のコントローラーの調査と修理の続きだ。本命のCPU基板と不具合内容の『通信エラー』を調査して修理した。まずはCPU基板を図1に再掲する。

<strong>図1:CPU基板を再掲する</strong> 図1:CPU基板を再掲する[クリックで拡大]

 図1のCPU基板にはCPU、EPROM、専用IC、通信ICほかに7個のICが実装されていた。また下側には9ピンのD-Subコネクターがあった。このコネクターでメインのコントローラーと通信していると思われた。電源を投入すると『通信エラー』の表示灯が点灯する、ということだったので、CPUは正常に動作しているようだ。不具合の本命は図1の左にあるRS232Cの通信用のICか下側のD-Subコネクターだろう。

 まずは、通信コネクターの接続を確認した。一般的なRS232Cのコネクターのピン配置と接続先のピン配置および、MAX232Cのピン配置を図2に示す。

<strong>図2:一般的なRS232Cのコネクターのピン配置と接続先のピン配置および、MAX232Cのピン配置</strong> 図2:一般的なRS232Cのコネクターのピン配置と接続先のピン配置および、MAX232Cのピン配置[クリックで拡大]

 図2は一般的な例だが簡易に通信する場合は通信準備の手順を止め、受信RxDと送信TxDを信号GNDの3本でつないでいる場合が多い。ICのピン配置と基板のD-Subコネクターのパターンの接続を確認した。図3に示す。

<strong>図3:ICのピン配置と基板のD-Subコネクターのパターンの接続を確認した</strong> 図3:ICのピン配置と基板のD-Subコネクターのパターンの接続を確認した[クリックで拡大]

 RS232Cのコネクターのピンのパターンを確認したところ、2、3、7ピンの配線がつながっていた。GNDの5ピンは未接続で、代わりに7ピンのRTSが信号GNDとして使用されているようだった。

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