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最大26直列セル監視に対応、TIの車載バッテリーモニターEIS機能を統合

Texas Instrumentsは、EIS機能を統合した車載向けバッテリーモニター「BQ79826Z-Q1」を発表した。高精度なセル監視と予兆診断によって電気自動車(EV)やエネルギー貯蔵システムの安全性と性能向上を支援する。

» 2026年06月26日 12時30分 公開
[EDN]

 Texas Instruments(TI)の車載向けバッテリーモニター「BQ79826Z-Q1」は、最大26個の直列接続セルをサポートし、最大128個のデバイスをスタック接続できる。統合された電気化学インピーダンス分光法(Electrochemical Impedance Spectroscopy:EIS)エンジンにより、バッテリーセル内部で発生する熱暴走の初期兆候を検出し、電気自動車(EV)やエネルギー貯蔵システムの安全性と性能の向上に貢献する。

[クリックで拡大] 出所:Texas Instruments(TI)

 BQ79826Z-Q1は、リアルタイム診断と予測型バッテリーモニタリングを組み合わせることで、バッテリー寿命の延長を支援する。TIによると、この26チャンネル品は同クラスで最も多いセル監視チャンネル数を実現し、従来世代と比較して最大44%多いチャンネルを監視できる。チャンネル数の増加によってバッテリーパックで必要となる監視デバイスや関連部品の数を削減できる。

 全温度範囲である−40〜+125℃において2mV未満の電圧精度と、各チャネル専用のA-Dコンバーター(ADC)を備えることで、BQ79826Z-Q1は充電状態(State of Charge:SOC)および健全性(State of Health:SOH)をより高い精度で推定できる。これらの測定により、EVの航続距離予測を改善するとともに、バッテリー性能と寿命の維持を支援する。EIS測定は従来デバイスと比べて最大5倍高速で実行できるため、より高頻度のバッテリー診断と、セル劣化の早期検出が可能になる。

 BQ79826Z-Q1はサンプル提供中だ。量産開始は2026年末までに予定されている。

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