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ADASを進化させるレーダー、LiDAR、カメラの技術革新認識とセンサーフュージョン(3/3 ページ)

» 2026年08月17日 12時30分 公開
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8Mピクセルが新標準になりつつあるADAS向けカメラ

 カメラは急速に8Mピクセルセンサーへ移行していて、ADAS向けフロント/サイドカメラの新たな標準になりつつある。高解像度化によって高速道路走行時の検出距離が直接伸び、2Mピクセルや5Mピクセルのセンサーでは安定した検出が難しかった距離でも、物体を確実に分類できる。

 Omnivisionは、独自の「TheiaCel」技術をベースにした8Mピクセル車載CMOSイメージセンサー「OX08D20」を発表した。このデバイスは、ADASや自動運転システムで広く使用される外装カメラ向けセンサー「OX08D10」を改良した製品だ。

 OX08D20イメージセンサーは60fpsのフレームレートに対応し、前世代のOX08D10と比べて2倍に高速化したことで、デュアルユースカメラを実現できる。60fpsによって映像がより滑らかになる。このため自動車メーカーは、1台のカメラでバックグラウンドの自動運転処理と、ドライバー向けリアルタイム映像表示の両方を処理でき、コスト、スペース、配線を削減できる。このセンサーは、MIPI Allianceが策定した最新のサイバーセキュリティ規格「MIPI CSE 2.0(Camera Service Extensions v2.0)」にも対応する。

 OmnivisionのTheiaCel技術は、極端な照明条件でも高品質な画像を撮影できるよう設計されている。1回の露光でHDR(ハイダイナミックレンジ)を実現する。これにより、従来のHDRセンサーで発生するLEDフリッカーを解消する。

 ソニーセミコンダクタソリューションズは、「業界初」(同社)のMIPI A-PHY伝送インタフェース内蔵の車載用8MピクセルCMOSイメージセンサー「IMX828」を発表した。従来の車載カメラシステムでは、データを車両のECU(電子制御ユニット)へ安全に転送するため、外付けのシリアライザーチップが必要だった。SonyはMIPI A-PHYインタフェースをセンサーへ直接内蔵することで、この追加ハードウェアを不要にした。

 この機能により基板サイズとモジュール消費電力を削減し、発熱も抑制できる。このチップは、外来ノイズによる障害への耐性を高める独自のエラー処理回路も統合する。

 NXP Semiconductorsの4K MIPI CMOSカメラモジュール「IMX-OS08A20」は、民生、産業、車載ビジョンシステム向けの高性能開発ツールだ。OmniVisionの8Mピクセルセンサー「OS08A20」をベースとし、「PureCel」と「Nyxel」技術を採用して、4K Ultra-HD映像を60fpsで撮影できる。

 この開発キットには、8Mピクセルセンサーモジュール、MINI-SASインタフェースケーブル、アダプターボードが含まれる。「NXP i.MX 8M Plus Evaluation Kit」に直接接続できるよう設計されている。このモジュールは高解像度性能を備えるため、ドライバーモニタリングシステムや乗員モニタリングシステムなど、車室内用途に適している。

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