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0.5ps未満のジッタを実現した周波数変換器

» 2011年10月14日 00時00分 公開
[EDN Japan]

 IDT(Integrated Device Technology)は2011年10月、周波数変換器「840N202I」、「849N202I」、「849N212I」を発表した。0.5ps未満のジッタを実現している点を特徴とする。組み込みシステムや4G(第4世代)の携帯電話無線基地局、通信/ネットワーク設備といった用途に向けたもので、多重周波数変換が必要なアプリケーションに適しているという。パッケージは、外形寸法が6.0mm×6.0mmの40端子QFNを採用している。サンプル価格は27米ドル〜30米ドルとなっている。

 840N202I/849N202I/849N212Iの入力周波数範囲は8kHz〜710MHzで、1.0MHz〜1.3GHzの出力周波数に変換できる。入力周波数と出力周波数の比率が整数倍という制限はない。

 また、設定が容易な点も特徴としている。直観的に操作できるGUI(Graphical User Interface)を備えたプログラミングツールを提供しており、出力周波数や動作モードを簡単に設定することが可能だという。

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