「Bluetooth Smart Module」(BTS01シリーズ)は、Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)に準拠したアンテナ一体型モジュールである。ヘルスケア機器やスポーツ/フィットネス機器、スマートフォンアクセサリなどの用途に向ける。
SMKは2013年5月、Bluetooth Smart (Bluetooth Low Energy)に準拠したアンテナ一体型モジュール「Bluetooth Smart Module」(BTS01シリーズ)を開発し、受注を始めた。ヘルスケア機器やスポーツ/フィットネス機器、スマートフォンアクセサリなどの用途に向ける。サンプル価格は未定。
BTS01シリーズは、ノルディックセミコンダクター製のSoC「nRF51822」を搭載した無線モジュールで、同社が開発したファームウェアを実装したコンプリートモジュール「BTS01-xx」と、ノルディックセミコンダクター製の「Soft Device」を実装したブランクモジュール「BTS01-00」の2タイプを用意した。BTS01-00は、ノルディックセミコンダクターより提供されるソフトウェア開発ツールを用いて、アプリケーションレイヤをユーザーが自由に開発することができる。Soft Deviceは、認証に関わる通信プロトコルスタック部分とその上位のアプリケーションソフトウェア部分を切り分ける技術である。このため、アプリケーションソフトウェア開発時に無線規格への対応を意識せずに済むという(関連記事:“スマホアプリ+アクセサリー=アプセサリー”を簡単に開発できる無線ソリューション)。
Bluetooth SIGの認証や電波法、FCCなど各種規格については、SMKがモジュール単体で取得する予定であり、ユーザー側でこれらの認証を受ける必要はない。BTS01シリーズの外形寸法は18.0×9.0×2.5mmで表面実装タイプのパッケージで供給する。動作電源電圧は1.8〜3.6V。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.