村田製作所の「LBCA2BZZFZ」は、外形寸法が5.4×4.4×1.0mmで同社従来品に比べて1/4と小さいBluetooth Smartモジュールである。ヘルスケアやスポーツ/フィットネス機器、ウェアラブルコンピュータ、ホーム/エンタテインメント機器などの用途に向ける。
村田製作所は2013年9月、外形寸法が5.4×4.4×1.0mmで同社従来品に比べて1/4と小さいBluetooth Smartモジュール「LBCA2BZZFZ」を開発したと発表した。ヘルスケアやスポーツ/フィットネス機器、ウェアラブルコンピュータ、ホーム/エンタテインメント機器などの用途に向ける。
新たに開発したBluetooth Smartモジュールは、Bluetoothの低消費電力版であるBluetooth v4.0 Low Energy規格に対応しており、Bluetooth Smart Ready対応製品との通信が可能である。モジュールの形状は小型SMDタイプのLBCA2BZZFZに加え、外形寸法が7.4×7.0×1.0mmでアンテナを内蔵したSMDタイプの「LBCA2HNZYZ」も用意している。
消費電流は、瞬時ピーク電流が4.5mA、ディープスリープ電流が最大0.6μA、通信時の平均電流は6μA(20バイトのデータを1秒に1回送信時)と小さく、コイン型電池(CR2032)で4年連続動作させることができるという。しかも、同モジュールは電波法やBluetooth認証を取得済みで、開発コストを削減でき、認証に必要な期間の短縮が可能となる。
なお、村田製作所は、2013年10月1〜5日に千葉・幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2013の同社ブースにおいて、LBCA2BZZFZの展示を実施する予定としている。
会期 | 2013年10月1日(火)〜5日(土) |
---|---|
時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 千葉・幕張メッセ |
村田製作所 | ブースNo.:2A72 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.