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可視光感度1450mVで暗闇でも鮮明に撮影、1/1型600万画素CCDセンサーシャープ RJ3DT3AF0DTなど

シャープは、可視光感度1450mVを実現した1/1型600万画素のCCDイメージセンサー3機種を発売した。ITS(高度道路交通システム)などに用いられる交通監視用カメラの用途に向ける。

» 2015年01月29日 16時00分 公開
[EDN Japan]

 シャープは2015年1月、可視光感度1450mVを実現した1/1型600万画素のCCDイメージセンサー3機種を発売した。ITS(高度道路交通システム)などに用いられる交通監視用カメラの用途に向ける。

 新製品は、4チャネル出力の「RJ3DT3AF0DT」、2チャネル出力の「RJ3DT3AD0DT」および1チャネル出力の「RJ3DT3AA0DT」の3機種。1/1型600万画素のイメージセンサーとしては業界最高レベルの感度を実現した。しかも、可視光より波長の長い近赤外光の領域でも撮影が可能で、肉眼では捉えることができない暗闇の場所でも、鮮明に撮影することができるという。

4チャネル出力の1/1型600万画素のCCDイメージセンサー「RJ3DT3AF0DT」の外観

 4チャネル出力のRJ3DT3AF0DTは、600万画素の画像を1秒間に30枚出力することができることから、高精細で滑らかな映像を得ることができる。2チャネル出力のRJ3DT3AD0DTは毎秒15枚、1チャネル出力のRJ3DT3AA0DTは毎秒8枚の画像を、それぞれ出力することが可能だ。この他、スミアは−125dB、飽和出力は最小1000mVである。サンプル価格(税込み)は6万円。

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