ローデ・シュワルツ・ジャパンは、オシロスコープ「R&S RTM2000シリーズ」に、200MHzモデルと1GHzモデルを追加した。同時に、7桁の周波数測定精度を可能にした、DVM/周波数カウンタ機能「R&S RTM-K32」を発売した。
ローデ・シュワルツ・ジャパンは2015年3月、オシロスコープ「R&S RTM2000シリーズ」に、新たに200MHzモデルと1GHzモデルを追加した。同時に、新たなオプションとして、DVM(デジタル電圧計)/周波数カウンタ機能「R&S RTM-K32」の販売も開始した。
R&S RTM2000シリーズは、4.6kgと軽量で、12秒で起動する機動性やVirtual Screenなどの使いやすい機能を備えたオシロスコープとなる。これまで350MHzと500MHzを販売していたが、今回新たに2モデルを追加したことで、1GHzまで帯域を拡張した。
併せて追加されたR&S RTM-K32では、7桁の周波数測定精度を可能にした。また、単体のDVMを上回る機能を搭載し、DCやACRMS、クレストファクタ、ピーク・ピーク電圧の測定などにも対応している。さらに、同社の「アクティブ・プローブRT-Zシリーズ」と併せて使用することで、電圧値を0.1%の確度で正確に測定できるという。
価格(税別)は、200MHzモデルが48万円から、1GHzモデルが117万2000円から、R&S RTM-K32が1万3000円となる。同社では、RTM2000シリーズで年間80台の販売を目指すとしている。
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