ミツミ電機は、標準仕様のSDカードコネクタに、リバースタイプの「CIM-K09RS」を追加し、量産を開始する。金型構造を採用し、スタンドオフを0〜1.8mmまで調整できる。
ミツミ電機は2015年4月3日、標準仕様のSDカードコネクタ「CIM-K03N」「CIM-K03NS」「CIM-K10R」の3モデルに加え、「CIM-K09RS」の開発を完了したと発表した。コンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラなどの民生機器向けで、量産は同年12月から開始する。
CIM-K03N/K03NS/K10Rは、ノイズ対策が施された標準仕様の小型SDカードコネクタ。CIM-K03N/K03NSはスタンドオフ寸法0.5mmのスタンダードタイプ、CIM-K10Rは同1.3mmのリバースタイプで、外形サイズは業界最小クラスになるという。
新開発のCIM-K09RSは、リバースタイプのGND強化品で、スタンドオフ寸法は0.05mmとなる。金型構造を採用し、スタンドオフを0〜1.8mmまで調整できる。排出ストローク量は7.5mmで、カード飛び出し防止機能の他、カード無理抜き防止機能も備えた。
絶縁抵抗は他モデルと同じ1000mΩ min.(初期)で、温度使用範囲は−20〜60℃、耐電圧は100V/1分間となっている。サンプル価格は50円(税別)。
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