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メモリ容量を2倍に拡張したBluetooth Low Energyソリューションサイプレス CY8C41x8-BL PSoC 4 BLEなど

サイプレス セミコンダクタは、同社の「PSoC 4 BLEプログラマブル システムオンチップ」と「PRoC BLEプログラマブル ラジオオンチップ」ソリューションに、オプションとして256Kバイトのフラッシュと32KバイトのSRAMを追加したと発表した。

» 2015年06月29日 09時30分 公開
[EDN Japan]

 サイプレス セミコンダクタは2015年6月、シングルチップ「Bluetooth Low Energyソリューション」のメモリ容量を2倍に拡張したと発表した。同社の「PSoC 4 BLEプログラマブル システムオンチップ」と「PRoC BLEプログラマブル ラジオオンチップ」ソリューションに、オプションとして256Kバイトのフラッシュと32KバイトのSRAMを追加した。

 今回発表された「CY8C41x8-BL PSoC 4 BLE」および「CYBL10x7x PRoC BLE」ソリューションは、同社のPSoC Creator統合設計環境(IDE)で設計が可能。PSoC Creatorでは、複数のBluetooth Low Energyプロファイルをサポートしており、グルコース・モニタリングや環境センシング、Apple Notification Center Serviceなど、さまざまなアプリケーションのデザインを簡素化できる。また、Bluetooth Low Energyソリューションとピン互換しているため、外部メモリがなくてもOTAでアップグレードできる。

PSoC 4 BLEブロック図

 さらに同社では、Bluetooth Low Energyのプロトコル・スタックとプロファイル・コンフィグレーションを、GUIベースのBLE Component (アイコンとして表示されるPSoC 内蔵無償IC) として提供。新たなBLE Componentは、PSoC Creator上で、デザインにドラッグ・アンド・ドロップするだけで利用できる。

BLE開発キット モジュール

 同時に、256Kバイトのチップを搭載した新たなBLE開発キットモジュールも提供。同モジュールを既存の「CY8CKIT-042-BLE」開発キットに差し込むと、PSoC 4 Pioneer Kitでデザイン・フット・プリントをメンテナンスしながら、Bluetooth Low Energyデバイスにアクセスが可能になるとしている。

 パッケージは、いずれもQFNおよびCSPパッケージで、既にサンプル出荷を開始している。

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