ラピスセミコンダクタは、スポーツ・フィットネス機器、ヘルスケア機器など向けに、Bluetooth Smart対応の2.4GHz無線モジュール「MK71050-03」を開発した。送受信時消費電流9mA以下の低消費電力モジュールとなる。
ラピスセミコンダクタは2015年4月、Bluetooth Smart対応の2.4GHz無線モジュール「MK71050-03」を開発したと発表した。スポーツ・フィットネス機器、ヘルスケア機器、リモートコントローラなどに向ける。
MK71050-03は、スマートウオッチなどに採用されたBluetooth Smart対応の無線通信LSI「ML7105」に、ソフト格納用のEEPROM、システムクロック用の水晶発振器、パターンアンテナを付加した小型モジュール。低消費電力RF回路を実現したML7105を搭載することで、送受信時消費電流9mA以下の低消費電力を可能にした。
さらに、仏Insight SiPと共同で開発したパターンアンテナを内蔵。各種回路調整を必要としないため、無線通信に不慣れな人でも容易に製品を無線化できる。
日本、北米、欧州など主要地域の無線認証の他、Bluetooth SIG認証も取得している。USB評価キットに対応したスマートフォンアプリにより、スマートホフォンで簡単にBluetooth Smartの通信テストもできるという。
無数の機器をスマホで制御可能な「Bluetooth Smartのメッシュ技術」
Bluetooth Smartモジュールを追加、ヘルスケア機器などの設計自由度を向上
ユーザーは認証取得手続き不要、Bluetooth Smart準拠アンテナ一体型モジュール
スマートホームの実現を引き寄せる――Bluetoothが支える3つの要件
Bluetooth SIGが「Smart mesh WG」を立ち上げ、機器接続数の拡大に向けCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング