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TLS/SSL/DTLS通信をサポートするコントローラーマキシム MAXQ1061

Maxim Integrated Products(マキシム)は2016年11月、TLS通信などをサポートしたフルセキュリティの暗号化ツールボックスを備える暗号コントローラー「MAXQ1061」を発表した。

» 2016年12月14日 09時00分 公開
[EDN Japan]

産業用IoTなどに

 Maxim Integrated Products(マキシム)は2016年11月、TLS/SSL/DTLSなどをサポートしたフルセキュリティの暗号化ツールボックスを備える暗号コントローラー「MAXQ1061」を発表した。同製品は暗号用の鍵の生成、保管、各種デジタル署名と暗号化をサポートする暗号ツールボックスを内蔵。−40〜109℃で動作可能なTSSOP-14を採用した。内蔵の32KバイトのEEPROMは、セキュアなファイルシステムで管理される。

 暗号アルゴリズムは、ECC、ECDSA署名生成と検証やSHA-2セキュアハッシュ、ECB/CBC/CCM対応のAES-128、256などに対応。SPIを介したAES-GCMとAES-ECBモードに対応するAESエンジンも備え、高速ストリーム暗号化処理の負荷を軽減できる。

ブロック図

 また、EAL4+の要件を満たし、産業用IoTなどのセキュリティ性が要求される製品に適しているという。1000個購入時の単価は2.64米ドル。評価キットも利用可能だ。

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