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DOCSIS 3.1規格対応の単極双投吸収型RFスイッチIDT F2970

IDTは2016年12月、単極双投(SPDT)吸収型の75ΩRFスイッチ「F2970」を発表した。周波数範囲は5M〜3000MHzで、データ転送のための国際規格「DOCSIS 3.1」に対応した。

» 2017年01月06日 09時00分 公開
[EDN Japan]

挿入損失0.32dB

RFスイッチ「F2970」

 IDTは2016年12月、単極双投(SPDT)吸収型の75ΩRFスイッチ「F2970」を発表した。周波数範囲は5M〜3000MHzで、データ転送のための国際規格「DOCSIS 3.1(Data Over Cable Service Interface Specification)」に対応している。

 動作温度範囲は−40〜105℃となっており、1200MHz時の挿入損失は0.32dB、アイソレーションは68dBとなる。44dBmV出力の77および110チャンネルにより、−90dBcの複合三次歪と複合二次歪特性を備えた。

 2.7〜3.6Vの供給電圧で動作し、3.3Vのロジックをサポート。パッケージには、4×4mmの20ピンQFNを採用した。1000個購入時の単価は93セント、評価ボードは125米ドル。同社では、ヘッドエンドからファイバーノード、分配増幅器まで、次世代のケーブルテレビ機器やブロードバンドアプリケーションでの用途を見込む。

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