シリコン・ラボラトリーズは、近距離無線通信規格Zigbee向けの新たなSoCファミリー「EFR32MG22」を発表した。コイン電池や照明制御、環境発電によるスマートホームセンサーなどのZigbeeデバイスへの採用を想定している。
シリコン・ラボラトリーズは2020年2月、近距離無線通信規格Zigbee向けの新たなSoC(System on Chip)ファミリー「EFR32MG22」を発表した。超低電力用途に最適化されており、コイン電池や環境発電によるスマートホームセンサーや照明制御、産業オートメーションといったZigbeeデバイスへの採用を想定している。
EFR32MG22は、Zigbeeの標準化団体ZigBee Allianceが、環境に優しい無線ソリューションとして打ち出している「Zigbee Green Power」に最適化されており、小型かつ低消費電力を特徴とする。
EFR32MG22は、CPUコアに最大76.8MHz動作の「Arm Cortex-M33」を採用。送受信電力が低く(8.2mA TX at +6dBm、3.9mA RX)、ディープスリープモード電力は1.4μAとなった。
パッケージは、5×5mmのQFN40、4×4mmのQFN32、0.3×4×4mmのTQFN32の3種で提供される。価格や納期は、同社国内販売代理店にて確認できる。
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