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Bluetooth5対応独自ソフト内蔵の無線通信モジュール太陽誘電 EYSKJNAWB-WX

太陽誘電は、Bluetooth 5対応の無線通信モジュール「EYSKJNAWB-WX」を発表した。独自ソフトウェアを搭載し、外部から簡単なコマンドを入力するだけで無線通信を確立する。低消費電力で稼働することが求められる、小型IoT関連機器に適している、としている。

» 2020年07月09日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 太陽誘電は2020年6月、Bluetooth 5対応の無線通信モジュール「EYSKJNAWB-WX」を発表した。同社独自のソフトウェアを搭載し、外部から簡単なコマンドを入力するだけで無線通信を確立する。日本、北米、欧州の認証を取得済みだ。

Bluetooth 5対応の無線通信モジュール「EYSKJNAWB-WX」

体積を従来比約75%削減

 大きさは5.1×11.3×1.3mmで、従来品「EYSKBNUWB-WX」と比べて体積を約75%削減している。動作電圧は1.7〜3.6Vで、出力は最大+8dBm。ノルディックセミコンダクター製のSoC(System on Chip)「nRF52840」を採用している。高性能パターンアンテナを内蔵し、インタフェースはUART。−40〜+85℃の温度範囲で動作する。

 主な用途として、さまざまなセンサーを組み合わせたセンサーネットワークやヘルスケア機器、ホームオートメーション機器など、低消費電力で稼働することが求められる小型IoT(モノのインターネット)関連機器に適している。

 既に量産を開始しており、サンプル価格は3000円だ。同社では今後、広い温度範囲に対応する製品などラインアップの拡充を進める。

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