HDMI2.1規格対応コネクターのフランジ付きタイプ:日本航空電子工業 DC04S019JAA
日本航空電子工業は、HDMI2.1規格に準拠したコネクター「DC04」シリーズの新製品として、取り付け強度の向上やEMI抑制に寄与するフランジ付きタイプ「DC04S019JAA」を発売した。
日本航空電子工業は2020年9月、HDMI2.1規格に準拠したコネクター「DC04」シリーズの新製品として、フランジ付きタイプ「DC04S019JAA」を発売した。主な用途として、モニターやプロジェクター、セットトップボックス、ACレシーバー、PCビデオボードなどを見込む。
フランジ付きタイプのコネクター「DC04S019JAA」
新たに発売したフランジ付きタイプは、各チャンネル端子位置を最適化し、クロストークを抑えている。また、コンタクトのモールドイン化により、インピーダンス特性が向上。シェル先端部には独自構造を採用しており、取り扱い時の堅牢性も向上した。
極数は19極で、耐電圧はAC 500V、定格電流は0.5A/極。絶縁抵抗は100MΩ以上、−20〜+85℃の温度範囲で動作する。
筐体とフランジを確実に固定するほか、筐体フレームグラウンドと固定することでEMI(電磁干渉)を抑制でき、安定した高速伝送品質を提供する。
- 端子間ピッチ0.3mmの基板対基板用コネクター
日本航空電子工業は、端子間ピッチ0.3mmの電源端子付き基板対基板接続用コネクター「WP56DK」シリーズを発売した。従来品よりもピッチが0.05mm狭く、接触信頼性と堅牢性が高いため、スマートウォッチなどの小型端末に適している。
- 光モジュール内蔵の光通信用コネクター
日本航空電子工業は、5G基地局などの屋外設置機器向けに、熱の影響を抑えた光通信用コネクター「FO-BD7」を発売した。光モジュールをプラグコネクターに内蔵し、手元で容易に光モジュールを交換できる。
- 小型機器向け0.35mmピッチ基板対基板コネクター
京セラは、ウェアラブルデバイス向けの0.35mmピッチ基板対基板コネクター「5811」シリーズを発表した。従来品から約50%小型化しながらも、電源端子の定格電流が3Aと大電流に対応。小型機器の一層の小型化、高機能化ニーズに応える。
- 0.40mmピッチSlimStack基板対基板用コネクター
日本モレックスは、0.40mmピッチSlimStack基板対基板用コネクターの高保持力製品として「HRF 7S」「HRF 7L」シリーズを発表した。マルチロック設計を採用し、強い振動や衝撃を受けても、高い接触信頼性と嵌合力を保持する。
- ウェアラブル向けFPC接続用コネクター
日本航空電子工業は、ウェアラブルデバイス向けの電源端子付小型基板対基板接続用コネクター「WP66DK」シリーズの販売を開始した。スマートフォン向けの同社従来品に比べ、実装面積を20%削減した。
- 15Aの電源供給対応の基板対基板用コネクター
日本モレックスは、モバイル機器や医療機器の電源用途に向け、基板対基板用コネクター「0.35mmピッチSlimStackバッテリーシリーズ」を発表した。最大15Aの電源供給に対応する。
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