600M〜6GHzに対応、5GおよびセルラーLPWA向けアンテナ:TE セルラーアンテナ
タイコ エレクトロニクス ジャパンは2020年10月、5G、NB-IoT、LTE-M向けの新しいアンテナを発表した。600M〜6GHzの周波数帯域に対応し、IoT用セルラー機器での利用を見込む。
タイコ エレクトロニクス ジャパンは2020年10月、5G(第5世代移動通信)およびNB-IoT、LTE-M向けの新しいアンテナを発表した。600M〜6GHzの周波数帯域に対応し、IoT(モノのインターネット)用セルラー機器での利用を見込む。
5G、NB-IoT、LTE-M向けアンテナ
取り付け方式は、ボードマウント、埋め込み、外付け、端子アンテナなどから選択できる。ケーブル長は50mmまたは200mm、コネクターはMHFまたはSMAとオプションを多数用意し、ユーザーはシステムに応じて、必要なアンテナを選べる。
アンテナの調整が不要で、マルチアンテナアセンブリ製品のサービスも提供しており、最終製品への容易に組み込むことができる。
5GやNB-IoT、LTE-MといったセルラーLPWA対応製品の需要増加に伴い、広い周波数帯域とさまざまな帯域幅へ対応することで、通信性能の向上に貢献する。
- 折り曲げ耐性、耐熱性を向上させた5G向けFPC
日本メクトロンは、液晶ポリマーベースのFPCと変性ポリイミドを用いた高速伝送用FPCを開発し、量産を開始した。MPIと低誘電接着剤を組み合わせることで、従来のLCP FPCと同等の伝送特性を維持しつつ、折り曲げ耐性や耐熱性の向上に成功した。
- 5Gなど各種通信方式に対応する外付けアンテナ
日本モレックスは、5G、LTE、Wi-Fi、Bluetoothに対応した外付けアンテナ6製品を発表した。小型デバイスに搭載しやすいサイズで、IoTやさまざまなワイヤレスネットワーキングでの利用を見込む。
- 60GHz対応のミリ波帯RFアンテナモジュール
村田製作所は、通信事業者の基地局など、屋外での用途に適した「ミリ波帯(60GHz)RFアンテナモジュール」を発表した。無線LAN規格IEEE802.11adに対応し、次世代高速ワイヤレスネットワークの構築に必要な大容量通信を可能にする。
- 高性能MIMO用セルラーセラミックアンテナ
日本モレックスは、高性能MIMOアプリケーションをサポートする、小型セルラーセラミックアンテナ「146200」「204774」を発表した。最大2.7GHzまでの高周波数帯域動作に対応する。
- 最高112G PAM-4対応のケーブルリセプタクル
タイコ エレクトロニクス ジャパンは、最高112G PAM-4のデータ伝送速度に対応した「STRADA Whisperケーブルリセプタクル」を発表した。挿入損失とクロストークの小さいサーバ、スイッチ、ルーターの設計が可能になる。
- 最大56Gビット/秒 PAM-4対応の基板コネクター
タイコ エレクトロニクス ジャパンは、最大28Gビット/秒 NRZと56Gビット/秒 PAM-4のデータ伝送速度に対応した「SFP+スタック式両面基板コネクター」を発表した。縦型ラッチ機能を備え、4列の両面基板用途に対応する。
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