低背設計、2.8A対応の1.00mmピッチコネクター:日本モレックス Pico-EZmate Plus
日本モレックスは、嵌合(かんごう)高さ1.20mm、定格電流2.8Aの電線対基板用コネクター「1.00mmピッチPico-EZmate Plusコネクター」を発表した。狭い場所にも対応できる垂直方向の嵌合方式を採用し、自動組み立てプロセスに適する。
日本モレックスは2020年12月、嵌合(かんごう)高さ1.20mm、定格電流2.8Aの電線対基板用コネクター「1.00mmピッチPico-EZmate Plusコネクター」を発表した。垂直方向の嵌合方式を採用し、狭い場所にも対応できるため、自動組み立てプロセスに適する。極数は2〜6極、ケーブル径は28、30AWGをラインアップしている。
同コネクターは、基板側ヘッダー(212134)、リセプタクルハウジング(212132)、圧着端子(204017)で構成する。金メッキ仕様で電気特性に優れ、−45〜+105℃の温度範囲で使用できる。
定格電流2.8Aの「1.00mmピッチPico-EZmate Plusコネクター」
基板側ヘッダーはオープントップ式で、迅速なスナップイン作業が可能。基板側ヘッダーのハウジング側壁を従来よりも厚くしたことで、引き抜き力と嵌合の安定性が向上した。
極性キー機能を採用し、リセプタクルとプラグの誤嵌合を防止する。環境にも配慮し、低ハロゲンのポリアミド素材を使用している。
電子タバコ、エンターテインメント機器、POS端末などの民生機器、スマートフォンやモバイルデバイス、家電製品、データセンターの端末装置、医療機器といった用途に適する。
- 22.0A対応の車載向け防水ケーブルアセンブリ
日本モレックスは、車載エレクトロニクス向けに22.0Aの定格電流に対応した「OTS MX150防水ケーブルアセンブリ」を発表した。「USCAR-2 Rev 4」「IP6K7」に準拠しており、幅広いラインアップをそろえる。
- 定格25A対応のパワーケーブルアセンブリ
日本モレックスは、定格25A対応の電源用途向け「OTS Mega-Fitパワーケーブルアセンブリ」を発表した。商用車、家電製品、産業機械、テレコミュニケーションやネットワーキングといった分野での用途を見込む。
- 折り曲げ耐性、耐熱性を向上させた5G向けFPC
日本メクトロンは、液晶ポリマーベースのFPCと変性ポリイミドを用いた高速伝送用FPCを開発し、量産を開始した。MPIと低誘電接着剤を組み合わせることで、従来のLCP FPCと同等の伝送特性を維持しつつ、折り曲げ耐性や耐熱性の向上に成功した。
- HDMI2.1規格対応コネクターのフランジ付きタイプ
日本航空電子工業は、HDMI2.1規格に準拠したコネクター「DC04」シリーズの新製品として、取り付け強度の向上やEMI抑制に寄与するフランジ付きタイプ「DC04S019JAA」を発売した。
- 小型機器向け0.35mmピッチ基板対基板コネクター
京セラは、ウェアラブルデバイス向けの0.35mmピッチ基板対基板コネクター「5811」シリーズを発表した。従来品から約50%小型化しながらも、電源端子の定格電流が3Aと大電流に対応。小型機器の一層の小型化、高機能化ニーズに応える。
- 15Aの電源供給対応の基板対基板用コネクター
日本モレックスは、モバイル機器や医療機器の電源用途に向け、基板対基板用コネクター「0.35mmピッチSlimStackバッテリーシリーズ」を発表した。最大15Aの電源供給に対応する。
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