Infiniium EXRシリーズは、500M〜2.5GHzまでの帯域幅性能毎に、4chまたは8chのアナログチャンネルを組み合わせた8種類のモデルがある。購入後の4chから8chへのチャンネル数のアップグレード機能は、業界初で唯一だ。帯域幅、メモリ長、7種類の内蔵測定器(任意発生器からプロトコルアナライザーまで)など、予算とベンチスペースの節約が可能となる。
アナログチャンネル数 | 4個または8個、アップグレード可能 |
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帯域幅 | 500M〜2.5GHz、アップグレード可能 |
サンプリングレート | 16GS/s(全チャンネル) |
メモリ | 100Mポイント、最大400Mポイントまでアップグレード可能 |
分解能 | 10ビット(高分解能では最高16ビット) |
ENOB | 高い有効ビット数9.0 |
タイムベース確度 | 8ppb |
残留ジッタ | 低ジッタ118fs |
ノイズ(1mV/div) | 低ノイズ43μV |
デジタルロジックチャンネル | 16、専用入力、アップグレード可能 |
最大波形更新速度 | >200,000wfm/s |
スクリーンデイスプレイ | 15.6インチのタッチ式フルHDデュアル画面をサポート |
各モデルには10ビットADCが内蔵され、全てのチャンネルで同時に16G S/sのサンプリングレートを実現できる。その量子化レベルに対応できる低雑音フロントエンドで高分解能ADCを有効利用する。搭載されている130nm BiCMOS ICなどのカスタムICは、ユーザー選択可能なアナログフィルターを備えているため、ソフトウエェアライセンスにより帯域幅をアップグレード可能。このような特長により以下を実現している。
時間的に前の波形や先の波形を確認できる2つの便利なツールを標準装備。ヒストリーモードはオシロスコープを停止するだけで、いつでも最大1024個の過去のトリガーイベントを確認できる。セグメントメモリはトリガー後に解析対象のイベントを最大5205個までイベント間の制限なしで補足可能。席を外している間にしか生じないような発生頻度の低いイベントがデザインにある場合には、これらのツールでオシロスコープをアーム状態にしてイベントを検知し、その後で、補足された現象を時間のあるときに確認できる。
1920x1080ピクセルのフルHD画面の他にセカンドディスプレイとしてモニターもサポートしているため、最適にデータを整理して表示できる。
モデル番号 | EXR054A | EXR058A | EXR104A | EXR108A | EXR204A | EXR208A | EXR254A | EXR258A |
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帯域幅 | 500MHz | 1GHz | 2GHz | 2.5GHz | ||||
チャンネル数 | 4ch | 8ch | 4ch | 8ch | 4ch | 8ch | 4ch | 8ch |
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