最大7.68Tバイト、105万IOPSのPCIe 5.0向けNVMe SSD : キオクシア CD7 E3.Sシリーズ
キオクシアは、次世代高速インタフェースのPCIe 5.0に対応したNVMe SSD「KIOXIA CD7 E3.S」シリーズのサンプル出荷をした。エンタープライズおよびデータセンターの高性能で高密度のサーバやストレージに適する。
キオクシアは2021年11月、次世代高速インタフェースのPCIe 5.0に対応したNVMe SSD「KIOXIA CD7 E3.S」シリーズのサンプル出荷開始を発表した。高性能で高密度のシステムを必要とする次世代のエンタープライズおよびデータセンターのサーバやストレージに適する。
PCIe 5.0対応のNVMe SSD「KIOXIA CD7 E3.S」シリーズ
CD7 E3.Sシリーズは、EDSFF(Enterprise and Data Center SSD Form Factor)E3.Sのフォームファクターを採用し、容量7.68T、3.84T、1.92Tバイトをラインアップする。同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」を使用し、データ読み出し転送速度は最大6450Mバイト/秒、ランダムリード性能は最大105万IOPS(Input Output Per Second)とする。
データ読み出しレスポンス時間は75マイクロ秒、データ書き込みレスポンス時間は14マイクロ秒で、同社のPCIe 4.0対応製品と比較して、それぞれ約17%、約60%向上している。
あらかじめケースにLEDを搭載しており、SSDのステータスを確認しやすく、システムコストの削減にも貢献する。
USB4準拠の高速伝送用レセプタクルコネクター
日本航空電子工業は、転送レート40Gビット/秒のUSB4に準拠したType-Cレセプタクルコネクター「DX07S024JAA」の販売を開始した。高速伝送を必要とするPC、ドック、モニター、SSD、VRやARデバイスなどに適する。
PCIe4.0、NVMe1.3cに対応したSSD
キオクシアは、PCIe 4.0対応でOCPのNVMeクラウドSSD仕様に準拠したSSD「キオクシアXD6」シリーズの評価用サンプルの出荷を開始した。フォームファクター「E1.S」を採用し、PCIe 4.0およびNVMe 1.3cに対応している。
エンタープライズ向けNVMe SSDコントローラー
Microchip Technologyは、PCIe Gen 4対応のエンタープライズ向けNVMe SSDコントローラー「Flashtec NVMe 3108」を発表した。データセンターなどでの利用を見込む。
性能と低価格を両立したNVMe準拠のSSD
マイクロンテクノロジーは、クライアント向けSSDの新製品「Micron 2300 SSD」「Micron 2210 SSD」を発売した。両製品ともNVMeに準拠しており、小型で高密度のM.2フォームファクタを採用。256Gバイトから2Tバイトまで幅広い容量を提供する。
96層の3D NANDフラッシュを採用した産業用SSD
Transcend Informationは、BiCS4 3D TLC NANDフラッシュメモリを採用した産業用SSD「MTE452T」シリーズを発表した。フォームファクターにはM.2 2242、インタフェースにはNVMe 1.3準拠のPCIe Gen 3 ×2を採用している。
NVMe規格に対応するPCIe接続SSD
ウエスタンデジタルは、NVMe規格に対応するPCIe接続SSDを発表した。PCIe Gen3 ×4 NVMeをベースとし、従来のSATA SSDの3倍以上となるシーケンシャル読み取り速度を可能にした。
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