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PCIe4.0、NVMe1.3cに対応したSSDキオクシア キオクシアXD6シリーズ

キオクシアは、PCIe 4.0対応でOCPのNVMeクラウドSSD仕様に準拠したSSD「キオクシアXD6」シリーズの評価用サンプルの出荷を開始した。フォームファクター「E1.S」を採用し、PCIe 4.0およびNVMe 1.3cに対応している。

» 2020年11月12日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 キオクシアは2020年11月、PCIe 4.0対応でOCP(Open Compute Project)のNVMeクラウドSSD仕様に準拠したSSD「キオクシアXD6」シリーズの評価用サンプルの出荷を開始した。ハイパースケールデータセンター用途に適した性能、消費電力、放熱性を有している。

「キオクシアXD6」シリーズ

 同シリーズは、エンタープライズ、データセンター向けSSDのフォームファクター「E1.S」を採用しており、PCIe 4.0およびNVMe 1.3cに対応。9.5、15、25mmと3種類の高さのE1.Sを展開する予定だ。

性能が約2〜4倍になり、放熱性も向上

 シーケンシャルリード性能は最大6500Mバイト/秒、シーケンシャルライト性能は最大2400Mバイト/秒、消費電力は15W。従来モデル「キオクシアXD5」シリーズと比較して、シーケンシャルリードで約2倍、ランダムライトで約4倍性能が向上し、放熱性も向上した。

 また、エンドツーエンドのデータパス保護が可能になったほか、新たに開発したコントローラーを採用。オプションとして、「TCG Opal SSC」をサポートしたセキュリティ対応モデルも提供する。

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