今回は、20年ほど使ってきた電子レンジの修理の様子を報告する。故障症状から推測するに、どうやらスタートスイッチの調子がおかしいようだ。
前回は、電子レンジが故障したため、10年間放置していた電子レンジを引っ張り出したものの、そのピンチヒッターの電子レンジも動作しなかったため、修理した様子を紹介した。ピンチヒッターの電子レンジは、ドアのマイクロスイッチを修理したところ正常動作した。
今回は、今までメインで使っていた電子レンジの修理の様子を報告する。故障症状から推測するに、どうやらスタートスイッチの調子がおかしいようだ。図1に示す。
図1は電子レンジの正面写真で、写真右上の液晶ディスプレイ下に配置されているスタートスイッチがうまく動作しなかった。なお、この電子レンジは20年ほど前から使用しており、毎日100回操作すれば、60万回も操作されることになる。いままでよく動作したと思う。操作面のパネルは破れ、長期間使ってきた跡が見える。この電子レンジは前回修理した電子レンジと同じメーカーだったので、内部構造はほぼ同じで簡単に修理できた。側面の写真を図2に示す。
図2はカバーを外し、側面から見たものだ。AC電源の入力基板と操作基板の2枚構成だった。図2左側のコネクターは基板から抜いたものだ。操作基板の取り付け位置の写真を図3に示す。
図3は基板からコネクターを抜いて元に戻せるように撮った写真だ。基板付けのコネクターはしっかりと固定されており、外すのに苦労した。
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