ams OSRAMは、ウェアラブルデバイス向けのバイタルサイン測定用AFE「AS7058」を発表した。低ノイズ特性により信号対雑音比が120dBと高く、光電式容積脈波記録法の測定性能向上に寄与する。
ams OSRAMは2023年11月、ウェアラブルデバイス向けのバイタルサイン測定用AFE(アナログフロントエンド)「AS7058」を発表した。既に、サンプル品の受注を開始している。
同製品は、1つのシンクでLEDエミッター4つを駆動可能な電流シンクを2個、フォトダイオード入力を8個、PPG(光電式容積脈波記録法)測定用の20ビットADC(アナログデジタルコンバーター)2つを備える。
低ノイズを特徴としていて、信号対雑音比は120dB。PPGの測定性能向上や消費電力の低減に寄与する。
ECG(心電図)やBIO-Z(生体インピーダンス測定)、EDA(皮膚電気活動)の電気測定が可能。ECG測定は、医用電気機器規格「IEC 60601-2-47」に準拠している。
PPG測定用のADCは、フォトダイオードデータを同時に収集する。また、PPGとECG信号の測定は同期化されていて、血圧も測定できる。パッケージは、2.8×2.5×0.5mmのWLCSPを採用した。
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