ベルニクスは、FPGA向けに最適化した通信機能付きのPOL(Point of Load)コンバーター「BDA」シリーズを発売した。ミドルクラスのFPGA駆動に対応し、高精度、高効率、高速応答を特徴とする。
ベルニクスは2025年7月、FPGA向けに最適化した通信機能付きのPOL(Point of Load)コンバーター「BDA」シリーズを発売した。ミドルクラスのFPGA駆動に対応し、高精度、高効率、高速応答を特徴とする。
BDAシリーズは、FPGAメーカーとの協議を基に開発。10nm以下のプロセスで設計されたFPGAへの電源供給に適している。PMBusを用いた通信機能によって、FPGA側から指令を受けての出力電圧の調整や、状態モニタリングが可能だ。立ち上がりシーケンスなどの設定変更にも対応する。
出力設定精度は±1%と高く、90%の高効率を達成。高速の電流変動に対応する応答性能も備える。パッケージは27.0×16.5×4.0mmのSMDを採用した。
主な仕様は、入力電圧が8.0〜14.0V、出力電圧が0.5〜1.2V、出力電流は0〜25A。入力変動と負荷変動はどちらも0.2%(typ.)で、リップルノイズは20mVp-p(typ.)だ。
評価環境として、評価ボードと通信アダプターを提供する。PC上で各種設定の変更、評価ができる無償の専用GUIも用意している。
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