Microchip、宇宙向けCAN FDトランシーバーを発表:5Mbpsの高速通信に対応
Microchip Technologyの放射線耐性CAN FDトランシーバーは、最大5Mbpsの高速通信に対応し、衛星や宇宙機における高信頼データ伝送を実現する。
Microchip Technologyの放射線耐性CAN FDトランシーバー「ATA6571RT」は、最大5Mビット/秒(bps)のデータレートに対応し、高信頼性が求められる宇宙通信をサポートする。衛星や宇宙線向けで、50krad(Si)の総電離線量に耐えるほか、+125℃において78MeV・cm2/mgまでのシングルイベントラッチアップ耐性を備えている。
[クリックで拡大] 出所:Microchip Technology
1Mbpsに制限される従来のCANトランシーバーとは異なり、ATA6571RTは最大64バイトのペイロードを持つCAN FDフレームを扱えるため、バス負荷を低減し、スループットを向上させる。過酷な宇宙環境下でも堅牢かつ効率的なデータ伝送を実現すると同時に、クラシックCANとの下位互換性も備えていることから、既存システムの容易なアップグレードが可能だという。
巡回冗長検査(CRC)アルゴリズムによって、セーフティクリティカルなアプリケーションにおけるエラー検出能力と信頼性を高めている。さらに、EMCおよびESD性能を向上させるとともに、スリープモードおよびスタンバイモード時の低消費電流と、完全なウェイクアップ機能を両立している。VIOピンを介して、3〜3.6Vのマイクロコントローラーと直接接続できる。
24ビットはオーバースペック?
24ビットは、本当にオーバースペックなのか――。それを判断する方法について解説する。
CAN FD制御回路とトランシーバー内蔵の車載向けSBC
日本テキサス・インスツルメンツは、CAN FD用コントローラーとトランシーバーを内蔵した、車載向けシステムベーシスチップ「TCAN4550-Q1」を発表した。SPIを使用し、CAN FDインタフェースの実装やCAN FDバスポート数を増設できる。
12Mビット/秒絶縁型CAN FDトランシーバー
アナログ・デバイセズは、CAN FD通信用トランシーバー製品を拡張したICシリーズ「ADM3055E」「ADM3056E」「ADM3050E」を発表した。業界標準を大幅に超える12Mビット/秒の性能を有するため、将来的なニーズにも対応できる。
産業システム向け絶縁型CANトランシーバー
Maxim Integrated Productsは、産業システム向けの絶縁型CAN(Controller Area Network)トランシーバー「MAX14878」「MAX14879」「MAX14880」を発表した。±54Vのフォルト保護と±15kVのESD耐性により、堅牢な通信を確保する。
伝送速度最大10Mbpsのオシロスコープ向けオプション
キーサイト・テクノロジーは、「InfiniiVision 4000」シリーズと「3000T X」シリーズのオシロスコープ向けオプション「ISO CAN FDデコード&トリガー機能」を発表した。高速デコード更新によって、エラーの捕捉が容易になったという。
ビデオインターフェース最前線
地上放送などに代表されるコンテンツのデジタル化に伴い、ビデオインターフェースのデジタル化が進んでいる。このデジタルビデオインターフェースのデファクトスタンダードを狙い、HDMI、DisplayPortなどの規格が争っている。これらの規格の特徴とそれぞれが抱える課題をまとめることで、次期ビデオインターフェースでいずれの規格が主導権を握るのか占ってみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.