GigaDevice Semiconductorは、産業用途向けに高性能と高集積を実現した32ビットマイコン「GD32F503/505」を発表した。Arm Cortex-M33コアを採用し、柔軟なメモリ構成や豊富な周辺機能を備える。
GigaDevice Semiconductor Inc.は、幅広い産業用途向けに高性能な32ビット汎用マイコンの新製品ファミリーを発表した。新製品の32ビットMCU「GD32F503/505」は、Arm Cortex-M33ベースの同社の製品ポートフォリオを拡充するものだ。用途としては、デジタル電源、産業オートメーション、モーター制御、ロボット掃除機、バッテリーマネジメントシステム、ヒューマノイドロボットなどが挙げられる。
GD32F503/505シリーズはArm v8-Mアーキテクチャを採用。柔軟なメモリ構成、高い集積度、内蔵セキュリティ機能を提供し、高度なデジタルシグナルプロセッサ、ハードウェアアクセラレーター、単精度浮動小数点演算ユニットを備えている。GD32F505は280MHz、GD32F503は252MHzで動作する。両デバイスとも、最大4.10 CoreMark/MHzおよび1.51 DMIPS/MHzの性能を達成する。
同シリーズは、最大1024Kバイトのフラッシュメモリと192KバイトのSRAMを提供する。ユーザーは、特定のアプリケーションに基づいてスキャッタローディングを用い、コードフラッシュ、データフラッシュ、SRAMの配置を割り当てられる。これにより、要件に応じてメモリリソースを最適化できるとGigaDeviceは述べている。
GD32F503/505は、最大3Mサンプル/秒(sps)のサンプリングレート(最大25チャネルをサポート)を備える3基のアナログ-デジタルコンバーター、高速コンパレーター1基、デジタル-アナログコンバーター1基などの周辺リソース群も統合している。接続機能としては、最大3つのSPI、2つのI2S、2つのI2C、3つのUSART、2つのUART、2つのCAN-FD、1つのUSBFSインタフェースをサポートする。
最大512Kバイトのフラッシュを内蔵した低コストマイコン
RA/RXファミリのモーター制御マイコン、新3グループ
STマイクロが「Cortex-M4」マイコンを発表、動作周波数は業界最高の168MHz
STマイクロの32ビットマイコン、Cortex-M3コアを搭載
メモリ機能を強化したIoT向け低電力MCU
1.8V駆動の32ビットマイコン、内蔵の周辺回路は3.3V動作も可能Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング