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IoT向け、20MHz対応のWi-Fi 7 トライラジオSoC インフィニオンスタンバイ消費電力を15分の1に

インフィニオン テクノロジーズは、Wi-Fi 7とBluetooth LE 6.0、IEEE 802.15.4 Threadを統合したトライラジオデバイス「AIROC ACW741x」ファミリーを発表した。

» 2026年01月30日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 インフィニオン テクノロジーズは2026年1月、家庭/産業/商業分野のコネクテッド機器向けに、Wi-Fi 7とBluetooth LE 6.0、IEEE 802.15.4 Threadを統合したトライラジオデバイス「AIROC ACW741x」ファミリーを発表した。既にサンプル出荷を開始している。

トライラジオデバイス「AIROC ACW741x」 出所:インフィニオン テクノロジーズ

 同ファミリーは、IoT機器向けにWi-Fi Allianceが新たに導入した20MHz専用のWi-Fi 7デバイスカテゴリーに対応している。

 無線性能と低消費電力を両立したことも特徴だ。同社発表によると、Wi-Fi接続時のスタンバイ消費電力は、既存のIoT向けWi-Fi製品の最大15分の1にまで抑制できるという。また、2.4GHz/5GHz/6GHzの各帯域で同時リンクを維持する「IoT向けWi-Fi 7マルチリンク」機能を搭載。干渉の多い環境でも安定した通信が可能だ。

センチメートルレベルの精度での測距が可能

 機能面では、センチメートルレベルの精度で測距を行えるBluetoothチャンネルサウンディングや、IEEE 802.11bfに基づくWi-Fiセンシング機能を搭載した。これにより、ホームオートメーションにおけるコンテキスト認識やパーソナライゼーション機能の追加を支援する。

 ハードウェア設計では、パワーアンプや低ノイズアンプ、電源管理機能を内蔵。QFNパッケージを採用していて、2層基板での設計が可能だ。また、村田製作所などのパートナー企業を通じてモジュールも開発している。

 同社は、セキュリティカメラやビデオドアベル、警報システム、医療機器、HVACシステムなどでの用途を想定している。

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