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読み書き感度を高めたRAIN RFID IC、NXP機能カスタマイズも可能

NXPセミコンダクターズは、RAIN RFID IC「UCODE X」を発表した。高い読み書き感度を備え、エンコーディングや在庫カウントの高速化に寄与する。すでに供給を開始している。

» 2026年02月03日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 NXPセミコンダクターズは2026年1月、RAIN RFID IC「UCODE X」を発表した。すでに供給を開始している。RAIN RFIDラベル向けICとして高い読み書き感度を備え、エンコーディングや在庫カウントの高速化に寄与する。

RAIN RFID IC「UCODE X」 RAIN RFID IC「UCODE X」 出所:NXPセミコンダクターズ

 同製品は、オープン規格のGS1 Gen2V2をベースに構築していて、既存インフラとの高い相互運用性を確保した。同規格のUntraceableコマンドを実装し、消費者のプライバシー保護にも配慮している。

柔軟なメモリ構成を採用

 柔軟なメモリ構成や各種設定オプションを備え、企業は特定の運用ニーズに合わせてチップ機能をカスタマイズできる。これにより、有効期限やロット番号、リサイクル情報といった属性をチップへ直接保存可能。インレイやラベルを小型化したほか、原料使用量も削減した。

 EUのデジタル製品パスポートや米国のFSMA 204など、世界では製品トレーサビリティーや安全性に関する規制が進んでいる。同製品は小売や物流、医療分野における大規模な導入を想定していて、従来はタグ貼付が困難だった化粧品や医薬品などの小型商品にも対応する。

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