日本電波工業は、AIデータセンター向け光トランシーバーに対応する差動出力水晶発振器「NP2016」「NP2520」シリーズを開発した。625MHz対応品のサンプル提供を開始する。
日本電波工業は2026年2月、AIデータセンター向け光トランシーバー(800ギガビット/秒、1.6テラビット/秒)に対応する差動出力水晶発振器「NP2016」「NP2520」シリーズを開発したと発表した。
両シリーズの総合周波数許容偏差は最大±20×10−6で、40km以上の長距離光伝送に必要な高精度クロックに対応する。625MHz、3.3V動作時の位相ジッタを18フェムト秒(Typ.)に抑えていて、高速通信機器のクロック源として利用できる。
公称周波数範囲は156M〜625MHz。156.25MHz、312.5MHz、625MHzを標準周波数としている。出力方式はLVPECL、LVDSに対応した。電源電圧は2.5Vまたは3.3Vで動作する。
パッケージサイズは、2.0×1.6×0.66mmと2.5×2.0×0.74mmから選択可能。動作温度範囲は−40〜+105℃で、車載用途にも対応する。
312.5MHz対応品はすでに量産を開始していて、625MHz対応品は同年3月からサンプル提供を開始する予定だ。データセンターや光トランシーバー、DSP用クロックでの利用を見込む。
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