日本政府は、モビリティデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を進める中で、SDVの普及を重要な柱の1つと位置付けています。この戦略は、以下の3つの柱を基盤として、未来の交通システムの発展を目指しています。
1. 車両のSDV化による開発・設計の刷新【SDV領域】
基本方針:内燃機関も含めた全てのパワートレインにおいて、複数の市場・ユーザーに対応できる機能・価格の幅を持たせた「多様なSDV化」を進めていく。
2. 自動運転を活用したモビリティサービスの提供【モビリティサービス領域】
基本方針:社会要請に応えるビジネスの早期具体化と将来を見据えた高度技術の開発を、両輪で推進していく。
3. データ利活用による新たな価値創造【データ利活用領域】
基本方針:日本のデータ連携基盤のグローバルな地位を確立するとともに、個社単独では成し得なかった新たなデータ利活用ビジネスの創出を図る。
※1)ウラノスエコシステム:経済産業省による企業や業界を横断しデータ連携・活用することで、企業・産業競争力
強化を目指す取り組み
※2)API:ソフトウェア間のインタフェース方式
SDVは、自動車業界における技術革新の最前線を代表する概念であり、車両の進化をソフトウェアで支える時代が到来しています。自動車メーカーのOTA対応車種の増加や、日本政府のモビリティDX戦略に基づく取り組みを通じて、SDV技術はますます広がり、将来的には自動運転車両や新たなモビリティサービスの実現に貢献していくでしょう。
リョーサンテクラボには、SDV以外にもさまざまなテーマのコンテンツを掲載していますので、のぞいてみてください。
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