キーサイト・テクノロジーズは、RFシグナルアナライザー「Pro XA6 SA6320A」「Expert XA5 SA6210A」を発表した。広帯域化や高周波化、マルチアンテナ化が進む無線システムの設計、検証を迅速に実施できる。
キーサイト・テクノロジーズは2026年6月、RFシグナルアナライザー「Pro XA6 SA6320A」「Expert XA5 SA6210A」を発表した。広帯域化や高周波化、マルチアンテナ化が進む無線システムの設計、検証を迅速に実施できる。
上位モデルのPro XA6 SA6320Aは、最大8GHzの解析帯域幅と最大67GHzまでの周波数範囲に対応。表示平均雑音レベル(DANL)や位相雑音、誤差ベクトル振幅(EVM)性能を高めていて、微小なスプリアスや干渉源、広帯域信号の劣化要因を明確にできる。
GPUを活用した広帯域5G NR信号の復調処理に対応し、EVM測定を高速化する。最大80MHzの分解能帯域幅(RBW)を備え、規格に準拠した信号測定が可能だ。同社はミリ波通信やレーダー、電磁スペクトラム運用などの用途を想定している。
Expert XA5 SA6210Aは、最大32GHzの高速スイープ測定と最大2GHzの解析帯域幅を備えた。デュアルチャンネルRF解析機能を搭載し、研究開発や検証、製造現場における無線評価での用途を想定する。
デュアルレシーバーアーキテクチャを採用し、5G NRや無線LANのMIMO測定、クロス相関誤差ベクトル振幅(ccEVM)測定に対応する。単一の測定プラットフォームで複雑なRF相互作用を解析できる。
低レベル信号やスプリアス放射の高速検出機能を備えるほか、5G Advanced、無線LAN、超広帯域通信(UWB)、レーダー、パルスRFなど幅広いアプリケーションの評価に対応。大型ディスプレイを採用したほか、ユーザーインタフェースを刷新している。同社従来品「X」シリーズとのSCPI互換性も確保した。
両製品は、短時間で多くの信号挙動を捕捉し、測定速度を向上できる。次世代無線通信やレーダー、広帯域システムの特性評価において、設計やデバッグ、検証の各プロセスを効率化する。
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