Infineon Technologiesの「AIROC UWB TSL100」は、UWB ToF技術によりセンチメートル級の測距と測位を実現するSoCだ。車載機器やコンシューマー機器、産業機器向けの用途に対応する。
Infineon Technologiesの「AIROC UWB TSL100」は、超広帯域無線(UWB)のTime of Flight(ToF)技術を用いて、センチメートル級の測距と測位を実現するSoC(System on Chip)だ。低消費電力かつセキュアな動作を実現するよう設計されていて、セキュアな車両アクセス、車室内プレゼンス検知、非接触決済やチケット発券、産業用資産の追跡や衝突回避といった車載、民生、産業用途を対象としている。
TSL100は、IEEE 802.15.4abなど今後策定予定の規格への対応を見据えた、拡張可能なUWB製品ファミリーの第1弾。CCC、FiRaおよびAliroに準拠したMACを搭載する。PHYは、見通し外(NLOS)環境など厳しい条件でも48ビットのFiRaおよびCCCセキュリティを提供し、反射波より最大10万倍弱い直接波を検出、検証できる。
専用の低消費電力モードにより消費電流を50%超削減し、CCC測距方式を使用するキーフォブでは、コイン電池で2年以上の動作を可能にする。RFアーキテクチャにより、プレゼンス検知、キック検知、侵入検知、NCAPシナリオ向けのセンシング機能にも対応する。また、AIROCゾーニング技術により、Aliro対応スマートロック向けに、解錠ゾーンや屋内/屋外検知を設定できる。
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