SPARK Microsystemsは、同社の「LE-UWB(低消費電力-超広帯域)」技術を用いた存在検知向け開発キットを発表した。従来無線方式に比べて大幅な低消費電力と高効率を実現する。
SPARK Microsystems(以下、SPARK)は、同社の「LE-UWB(低消費電力-超広帯域)」技術を用いた存在検知向け開発キット(Presence Detection Kit:PDK)を発表した。LE-UWBトランシーバー「SR1120」を搭載し、接続型デバイス向けに低消費電力かつ堅牢なセンシングを提供する。同社のLE-UWB技術は、BluetoothやWi-Fi、従来型UWBが抱える高消費電力や干渉の課題を克服するとしている。
LE-UWBは、単方向および双方向通信、検知ゾーンを設定可能な超低消費電力ビーコン機能、ならびに視線内でのTime-of-Flight(ToF)測定をサポートし、正確な近接および距離センシングを可能にする。SPARKによれば、同社のLE-UWB技術はBluetooth/Bluetooth LEのビーコン方式と比べて10分の1以下の電力消費(4Hz動作時で30μW)で動作し、標準的なUWBと比較して20倍以上高い電力効率を実現しているという。
SPARKは、存在検知向けにエネルギー最適化されたファームウェアスタックを提供していて、ビーコン、測距、データ送信、OTAによるファームウェア更新用のAPIを含んでいる。リファレンスハードウェアキットやデモアプリケーション、GUIにより、エンジニアは検知性能を評価し、検知ゾーンを調整しながらプロトタイピングを加速できる。PDKのハードウェアは、性能、消費電力、コストの最適化を目的に選定されていて、幅広いMCUおよびソフトウェアアーキテクチャと統合可能だ。
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