日本航空電子工業は2016年7月、機器内装用の0.8mmピッチ基板接続用コネクター「KX14/15」シリーズのラインアップを拡充したと発表した。平行基板間高さを4〜9mmの範囲から4〜12mm(1mm間隔)まで拡大し、20〜80芯まで10芯刻みで対応できるという。
日本航空電子工業は2016年7月、機器内装用の0.8mmピッチ基板接続用コネクター「KX14/15」シリーズのラインアップを拡充した。平行基板間高さを4〜9mmの範囲から4〜12mm(1mm間隔)まで拡大したほか、20〜80芯まで10芯刻みで対応できる。
KX14/15シリーズは、リボンタイプコンタクトと嵌合ガイドを採用し、嵌合時のこじりに強く、確実な挿入操作性を備えている。コネクター底面に装備したボスにより、基板実装時の位置決めが確実にできる。両サイドに金属ホールドダウンを配置し、挿抜時などの基板剥離を防止。アングルタイプは六角ナットを装備するため、ネジ留めが可能だ。
極数は、20、30、40、50、60、70、80極で、定格電流は0.5A。接触抵抗は70mΩ以下、耐電圧は1分間AC500Vrms、使用温度は−40℃〜85℃、挿抜寿命は500回である。
通信機器や放送機器、FA機器、医療機器、OA機器などの電子機器に適用可能で、ラインアップを拡充したことで、さまざまな基板間接続形態に対応できるとしている。
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