エスアイアイ・セミコンダクタは2016年11月、動作時の消費電流を従来品の半分以下となる0.35μAに抑えたLDOレギュレーター「S-1317」シリーズを発表した。
エスアイアイ・セミコンダクタは2016年11月、0.35μAの低消費電流を可能にしたLDOレギュレーター「S-1317」シリーズを発表した。ウェアラブル/IoT(モノのインターネット)機器の低消費電力化とバッテリーの長寿命化に貢献する。
動作時の消費電流は0.35μAで、同社従来品の0.9μAの半分以下に抑えた。出力電圧は、1.0〜3.5V間で0.05Vステップで選択が可能。出力電圧精度は±1.0%、出力電圧は100mAで、入力電圧は1.5〜5.5Vとなっている。
パッケージは、1.0mm角のモールドパッケージ「HSNT-4」を採用。高さは最大0.4mmと低背のため、基板面積が限られるウェアラブル機器にも対応する。他に、2.9×2.8×1.3mmの「SOT-23-5」パッケージもそろえている。
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