日本モレックスは、車載インフォテインメントシステムなど向けにコネクターシステムを発表した。0.50mmと1.20mm端子を備え、NanoMQSやArbeitskreis仕様に対応するという。
日本モレックスは2016年12月、車載インフォテインメントシステム向けコネクター「stAK50h」を発表した。2つのコネクターから構成されるハイブリッド型コネクターで、USCAR-2や自動車メーカーが使用する標準仕様に対応した。
同コネクターは0.50mmと1.20mmの端子を備え、NanoMQSやArbeitskreis仕様に対応。4.0Aの低電流信号やイーサネットを1つのコネクターで処理できるという。
最大電圧は500Vで、最大電流は端子サイズ0.50mmが4.0A、同1.20mmが12.0A。最大接触抵抗は同0.50mmが25mΩ、同1.20mmが13mΩだ。絶縁抵抗は最小100MΩ、動作温度範囲は−40〜85℃となる。ヘッダ嵌合時に使用するプリント基板位置合わせボスにより、正確に基板へ実装できる。自動車のパワーシートやナビゲーションシステム、車内ネットワーク、商用車の内装電装や車体電装モジュールなどの用途を見込む。
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