ここで取り上げる特性曲線はいわゆる仕様(Spec)ではありません。しかし、設計者が回路で使用する動作点もまた仕様書の試験条件ではありません。この両者をつなぐのが特性曲線群です。
この特性曲線を利用して動作条件が管理条件のどの位置へ投影されるかを判断しなければなりません。
主なものとして次の表3、表4に示すものがありますが、材料特性のように部品形状に依存しないものと、ALやNI(sat)値のように部品形状に依存するものがありますので材料仕様書と部品仕様書に分けると管理しやすいかと思います。
形状依存特性の例
材料特性の例
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