IP/SDIメディア解析の機能を強化、最新規格に対応 : テクトロニクス PRISM
テクトロニクスは、ソフトウェアベースのIP/SDIメディア解析プラットフォーム「PRISM」の機能を強化した。SMPTE ST 2022-7やIGMP V3などの最新規格に対応している。
テクトロニクスは2017年4月、ソフトウェアベースのIP/SDIメディア解析プラットフォーム「PRISM(プリズム)」の機能を拡大したと発表した。最新規格をサポートした他、IPビデオネットワーク品質測定機能などを強化。また、ディスプレイ内蔵型の現行3RU製品に加え、新たに外部ディスプレイを活用する1RU形状を追加した。
IP、SDIメディア解析プラットフォーム「PRISM(プリズム)」
今回の機能強化では、SMPTE ST 2022-7やIGMP V3などの最新規格に対応。他に、PTP同期タイミングの解析、ネットワーク管理システムに統合するためのAPIサポート、詳細解析のためのIPストリームキャプチャー機能を追加した。また、リアルタイムIP測定機能により、IPネットワーク問題を解決するための原因を特定できる。
同社は、2017年4月22〜27日に米国ラスベガスで開催される「NAB SHOW 2017(全米放送機器展)」に機能を強化した製品を展示する。NABでは、Quad-Link 3G-SDIとSingle Link 12G-SDIによるHDR(High Dynamic Range)4Kフォーマットサポートと、12G-SDIインタフェースによるシグナルインテグリティ検証のためのアイパターン測定も展示する予定だ。
インターコネクト特性の迅速評価ソリューション
テクトロニクスは、インターコネクト特性を迅速に評価/ディエンベッドできるソリューションを発表した。SignalCorrectソフトウェアとTCS70902型キャリブレーションソースを組み合わせ、同社のオシロスコープで使用する。初心者でも簡単に実行可能なのが特長だ。
100GbE規格をカバーした自動テストソリューション
テクトロニクスは2017年1月、4レーンの100Gビットの電気インタフェースに対応した100Gビット イーサネット(GbE)自動テストソリューションを発表した。
HEVCテスト/診断ツール、4Kへの移行を容易に
テクトロニクスは、4K放送のコンテンツ配信に向けたH.265/HEVC(High Efficiency Video Coding)テストソリューションを発表した。4K放送へのシームレスな移行が可能になるという。
SDIラスタライザー、フリーレイアウト機能を強化
リーダー電子は、SDIラスタライザー「LV7390」のフリーレイアウト機能を強化し、エンハンストレイアウト機能を追加した。任意のチャンネルの拡大表示や表示アイテムを自由に配置できる。
監視カメラの表示テストが可能なIPカメラテスター
リーダー電子は、IPカメラテスター「IPC-8600」の販売を開始した。各種監視カメラの表示テストが可能で、画像の静止画記録、動画記録、動画再生もできる。サイズは24×17×5cm、重さは1.2kg。8インチタッチパネルを採用し、16時間駆動するという。
電源ユニットを2個内蔵したシンクジェネレーター
リーダー電子は、二重化電源を搭載したシンクジェネレーター「LT 4610」を2016年10月に発売する。電源ユニットを2個内蔵し、電源故障の際にも二重化冗長運転ができる。
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