車内での高速充電に対応するUSB充電モジュール : 日本モレックス USBスマート充電モジュール
日本モレックスは、車載向けの「USBスマート充電モジュール」に、車内での高速充電に対応するシングルおよびデュアルポートモデルを追加した。2.4Aの高い出力電流と9〜16Vのバッテリー作動電圧に対応する。
日本モレックスは2017年12月、車載向けの「USBスマート充電モジュール」に、車内での高速充電に対応するシングルおよびデュアルポートモデルを追加した。独自のデザインと小型設計を採用し、農機具や鉄道車両、自動車、トラック、SUVなど、幅広い車両で活用できる。
「USBスマート充電モジュール」のシングルポートモデルとデュアルポートモデル
両モデルとも、2.4Aの高い出力電流と9〜16Vのバッテリー作動電圧に対応する。安全性を確保するため、過電圧、過電流、短絡に対する保護機能を備えた。動作温度範囲は−40〜85℃。車載用途に対応したUSBを搭載し、Apple MFi(Made For iPhone/iPad/iPod)にも準拠している。
小型のため、車両フロントパネルの設置スペースを抑えることができる。また、車載環境に求められる耐久性と、在庫販売品としての入手容易性を兼ね備えた。
OTG対応のType-C昇降圧バッテリーチャージャー
インターシルは2016年11月、モバイル機器向けにUSB Type-C昇降圧バッテリーチャージャー「ISL9238」「ISL9238A」を発表した。USB3.1 On-The-Go機能に対応し、USB Type-Cポートからスマートフォンなどの外部機器へも充電できるという。
USB Type-Cバッテリー向けのレファレンスデザイン
シリコン・ラボラトリーズは、各種ポータブル機器のUSB Type-C充電式リチウムイオンバッテリーパック開発を簡素化する、デュアルロールポート(DRP)バッテリーパックレファレンスデザインを発表した。
USB PD3.0に準拠した昇降圧電圧レギュレーター
インターシルは、リバーシブルUSB Type-Cコネクターを使用するモバイル機器向けに、昇降圧電圧レギュレーター「ISL95338」を発表した。USB Power Delivery(USB PD)3.0に準拠している。
USB Type-C昇降圧バッテリーチャージャーとは
リバーシブルなUSB Type-Cケーブル/コネクターの普及がはじまっている。そして、電源ケーブルもUSB Type-Cによる給電に移行しようとしているが、双方向での給電が可能になるなど根本的な電源供給アーキテクチャの変更が必要になる。そうした中で、登場してきたUSB Type-Cでの給電を可能にする「USB Type-C昇降圧バッテリーチャージャー」とはどのようなものか、紹介していこう。
リチウムイオン電池用リニア充電器のテスト回路
最近の電池の充電器は、ほとんどがスイッチング方式を採用しているが、リニア方式の充電器にもEMI(electromagnetic interference:電磁波干渉)の問題がないなどといったメリットがある。そこで、単セルリチウムイオン電池用のリニア方式充電器の動作をチェックできる回路を紹介する。
USB充電器の設計技法
USBは、その当初からのデータ転送の用途だけでなく、携帯電話機の充電用途にも用いられるようになった。こうした動きを受け、最近になって、USBの利用を拡大しようとする新たな規格がいくつか制定された。その結果、充電用途の設計が簡潔に行えるようになってきている。本稿では、充電用途のUSB新規格と、それに従った充電器の構成例を紹介する。
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