シリコン・ラボラトリーズは2017年10月、スマートフォンなど各種ポータブル機器のUSB Type-C充電式リチウムイオンバッテリーパック開発を簡素化する、デュアルロールポート(DRP)バッテリーパックレファレンスデザインを発表した。開発キット「SLRDK1000」をはじめ、USB Power Delivery(PD)スタック、サンプルコード、回路図、ハードウェアマニュアルなどが含まれている。
ついにやってきたUSB Power Delivery(USB PD)とは
USB Power Delivery(USB PD)をご存じでしょうか? 100Wまでの給電を全てUSBケーブルで行ってしまうという新しいUSB規格。既にUSB PDの仕組みを搭載したPCも発売されています。ここでは、あらゆる機器の給電スタイルを一新する可能性のあるUSB PDがどのような規格で、どんなことができるかなどを解説していきます。
USB PDの評価
連載の最終回となる今回は、「USB PDの評価」に関して、PD(Power Delivery)のコンプライアンス試験や動作検証などのテストソリューションについて述べる。
車載システム向けのUSB Power Deliverについて
USBの電力供給に関する仕様「USB Power Delivery」(USB PD)に対応した機器は今後、増加する見込みで、その利用シーンも拡大します。当然、自動車内でUSB PDを仕様するケースも生じてきます。そこで、車載システムにおけるUSB PD対応について考察していきます。
USB PD3.0に準拠した昇降圧電圧レギュレーター
インターシルは、リバーシブルUSB Type-Cコネクターを使用するモバイル機器向けに、昇降圧電圧レギュレーター「ISL95338」を発表した。USB Power Delivery(USB PD)3.0に準拠している。
USB 3.1プロトコルアナライザにPD機能検証を追加
テレダイン・レクロイ・ジャパンは、USB 3.1プロトコルアナライザ「Voyager M310C」の機能に、新たにUSB Power Delivery(以下、PD)開発者に向けた機能検証や、PDチップセットと製品の規格適合試験などの詳細な解析機能を追加した。
USB 3.1/Type-Cの概要と測定の肝
EDN Japanに掲載した記事を読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、USB 3.1およびType-Cコネクターを搭載した機器を開発するに当たって、システム設計者が知っておくべき試験/評価方法について紹介します。