オン・セミコンダクターは、Bluetooth認証を取得し、EEMBC ULPMark検証済みのアンテナ、RSL10チップ、受動素子を組み込んだ、6×8×1.46mmのSiPモジュール「RSL10 SiP」を発表した。
オン・セミコンダクターは2018年9月、Bluetooth5認証済み無線システムオンチップ「RSL10」ファミリーに、6×8×1.46mmのシステムインパッケージ(SiP)モジュール「RSL10 SiP」を追加したと発表した。
RSL10 SiPは、Bluetooth認証を取得し、EEMBC ULPMark検証済みのアンテナを組み込んだSiPモジュールで、内蔵アンテナ、RSL10チップ、受動素子を1パッケージに集積している。Bluetooth Special Interest Group(SIG)の認証を受けているため、RF設計に関する追加検討は不要だ。
消費電力はディープスリープモードで62.5nW、受信時ピーク電力で7mW。エネルギー効率は、EEMBCのULPMarkによる検証で1000ULP Marksを突破したデバイスとなり、コアプロファイルのスコアが従来の業界記録の2倍を超えた。
Bluetooth Low Energy(BLE)のワイヤレスプロファイルをサポート。これにより、mHealth(モバイルヘルス)のウェアラブル機器、スマートロック、アプライアンスなどのコネクテッドアプリケーションに使用できる。
デュアルモードBluetooth 4.2モジュール
車載規格準拠のBluetooth 5対応ワイヤレスMCU
Bluetooth 5に完全適合したマルチバンド対応SoC
Bluetooth 5 ビーコンの進化を支えるブロードキャスト通信容量「8倍」の仕組み
Bluetooth 5 高速通信の仕組み
Bluetooth 5 通信距離「従来比4倍」の仕組みCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング