ローデ・シュワルツ・ジャパンは、5G NRネットワークカバレッジを正確に測定する「5G NRネットワーク測定ソリューション」を発表した。
ローデ・シュワルツ・ジャパンは2018年9月、5G NR(New Radio)ネットワークカバレッジを正確に測定する「5G NRネットワーク測定ソリューション」を発表した。「5G NRスキャニングソフトウェア」と「R&S ROMES4ドライブテストソフトウェアスイート」を備えたネットワークスキャナで構成される。
スキャニングソフトウェアには、「R&S TSME6超小型ドライブテストスキャナ」とネットワークPC内蔵の「R&S TSMA6自律型モバイルネットワークスキャナ」があり、ユーザーはどちらかを選択できる。両スキャナとも、スタンドアロンと非スタンドアロンネットワークアーキテクチャの両方をカバーする。
R&S ROMES4ドライブテストソフトウェアスイートは、IoT(モノのインターネット)、NB-IoT(Narrow Band IoT)、LTE-M(LTE Cat-M1)を含む、GSM、UMTS、HSPA、LTEなど既存の3GPP(Third Generation Partnership Project)技術の分析と視覚化ができる。同スイートをR&S TSME6あるいはR&S TSMA6の内蔵ネットワークPCで使用する場合は、制御ラップトップ上で動作し、タブレットで測定制御する。
また、同スイートは、評価ボード、USBドングル、プリコマーシャルスマートフォンなどの5G NRデバイスと接続可能なので、デバイスの性能と実際の5G NRネットワークとの相互作用について、運用面の問題を早期に把握できる。
5G NRネットワーク測定ソリューションは、同社のモバイルネットワークテストスマートプラットフォームに統合されており、ラボ検証、フィールド受け入れ、トラブルシューティング、最適化、ベンチマーク、モニタリングなど、テストサイクル全体で収集された測定データの解析機能を提供する。
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