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IrDA準拠の赤外線トランシーバモジュールビシェイ TFBR4650

ビシェイ・インターテクノロジーは、IrDA準拠の赤外線トランシーバモジュール「TFBR4650」を発表した。標準サイズ6.8×2.8×1.6mmで提供され、他社製部品の代替として利用可能で、PCB再設計が不要だ。

» 2018年12月11日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ビシェイ・インターテクノロジーは2018年11月、IrDA準拠の赤外線トランシーバモジュール「TFBR4650」を発表した。6.8×2.8×1.6mmの標準サイズで提供され、他社製部品の代替として利用可能であり、PCB再設計が不要だ。ガスメーターや電力計、携帯電話、マイク、ロボット、携帯医療機器の無線通信に活用できる。

最新のIrDA物理層規格に準拠

 TFBR4650は、PINフォトダイオード、赤外線エミッタIRED、制御ICを単一パッケージに内蔵し、高速赤外線通信の最新のIrDA物理層規格に準拠する。9.6〜115.2kビット/秒のIrDA速度をサポートする。

 標準IrDAで30cm、低電力IrDAで20cmまでの制御範囲を持ち、低電力範囲は、外付け抵抗器を使い発光強度を設定することにより、50cmまで拡大可能。低消費電力であり、アイドル電流は3.6Vで75μA、シャットダウン電流は+25℃で標準10nAだ。また、−25〜85℃の温度範囲で2.4〜3.6Vの動作ができる。

 同製品は、RoHS準拠の鉛フリー品で、サンプルおよび製品は既に提供を開始しており、量産時の標準納期は8週間だ。

赤外線トランシーバモジュール「TFBR4650」の製品外観

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