ルネサス エレクトロニクスは、モーター制御用32ビットマイコン「RX24T」「RX24U」グループに、動作周囲温度が−40〜105℃の「Gバージョン」を追加し、量産出荷を開始した。
ルネサス エレクトロニクスは2019年1月、モーター制御用32ビットマイコン「RX24T」「RX24U」グループに、動作周囲温度が−40〜105℃の「Gバージョン」を追加し、量産出荷を開始した。
RX24TおよびRX24Uは、モーター制御用の周辺機能を搭載した最大動作周波数80MHzの32ビットマイコン。RX24Tは2モーター同時制御可能なFPU(浮動小数点演算ユニット)を搭載し、RX24Uは差動アンプと安全機能を内蔵している。
今回のGバージョンの追加により、32ビットマイコンRXファミリにおける民生と産業向けモーター制御用ラインアップは、−40〜105℃までの動作周囲温度に全製品において対応した。
Gバージョンは、RX24Tが64〜100ピン、メモリサイズが128〜512Kバイトの計11品種、RX24Uが100〜144ピン、メモリサイズ256〜512Kバイトの計6品種を用意する。
また、「24Vモーター制御評価キット」にRX24TとRX24U用のCPUカードを装着して、モーター制御アプリケーションが開発できる。
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