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高電圧向けバックコンバーターとコントローラーマキシム MAX20004、MAX20006など

Maxim Integrated Productsは、小型の高電圧車載電源用バックコンバーター「MAX20004」「MAX20006」「MAX20008」と同期整流バックコントローラー「MAX20098」「MAX20034」を発表した。

» 2019年02月04日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2019年1月、小型の高電圧車載電源用バックコンバーター「MAX20004」「MAX20006」「MAX20008」と、バックコントローラー「MAX20098」「MAX20034」を発表した。車内のデジタルインスツルメントクラスタやラジオヘッドユニットの消費電力を抑え、EMI(電磁干渉)を低減できる。

最大8Aの高電圧同期整流コンバーター

 MAX20004、同06、同08は、ハイサイドおよびローサイドMOSFETを内蔵した、ピンコンパチブル高電圧同期整流コンバーター。3.5〜36Vの動作入力電圧で、最大8Aを供給できる。入力耐圧は40V、無負荷時の自己消費電流は25μA、ピーク効率は93%。3.5×3.75mmの小型17ピン側面濡れ性QFNパッケージで提供する。

高電圧電源アプリケーション用車載パワーマネージメントICの使用イメージ

 MAX20098は、220k〜2.2MHz同期整流バックコントローラーで、中高出力を必要とするアプリケーションに適している。入力電圧は3.5〜36Vで、入力耐圧は42V。3.5μAのスキップモード自己消費電流と1μAのシャットダウン電流仕様を備え、効率を高めることができる。3×3mmの小型側面濡れ性QFNパッケージで提供され、2層PCB設計に対応する。

 MAX20034は、最大2.2MHzのスイッチング周波数を提供する、デュアル同期整流バックコントローラー。入力電圧は3.5〜36Vで、一方のレギュレーターは5Vまたは3.3V固定出力として動作し、もう一方は1〜10Vの範囲で出力を調整できる。スキップモード自己消費電流は17μA、シャットダウン電流は6.5μA。5×5mmの小型側面濡れ性QFNパッケージで提供する。

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